祥雲閣耐震改修工事が竣工間近を迎えました。
改修工事では、建物全体をジャッキで持ち上げ、腐食の激しい柱の根本と不安定な土台を取り換えています。
また、柱や土台などの腐食した部分は「根継」により、腐食の激しい古い木材に真新しい木材が継がれ、新たに大きな屋根を支える柱として生まれ変わりました。
先哲が思い描いていた總持寺の寺容を未来永劫に残るものとして、伽藍の改修工事を行うことは、法孫に伝える我々の重要な責務であるということを改めて強く感じます。
祥雲閣は10月の本法要には焼香師寮として使用されることとなります。