令和4年11月
目撃の間に三世を尽くし、
一念の間に十方を包む
一念の間に十方を包む
令和4年10月
釋迦老漢、
汝等と倶に行住坐臥し
一時も相離るることなし
汝等と倶に行住坐臥し
一時も相離るることなし
令和4年9月
師若し真師に逢て参徹せずんば、
今日如何が祖師の正法眼蔵を
開明することあらん。
今日如何が祖師の正法眼蔵を
開明することあらん。
令和4年8月
親切に此道に訣著せんと思はば、
多聞を好むこと勿れ。
直に勇猛精進すべし
多聞を好むこと勿れ。
直に勇猛精進すべし
令和4年7月
われ棲むと 那坂の山も踏み平らし
苔のしたきて 人ぞ訪い来る
苔のしたきて 人ぞ訪い来る
令和4年6月
自ずから
一粒も費やさざるの
気概を具せ
一粒も費やさざるの
気概を具せ
令和4年5月
もろもろの衆生を救済せん
別願一切 之を管せざる
別願一切 之を管せざる
令和4年4月
世尊拈華瞬目し、迦葉破顔微笑す
世尊曰く、吾に正法眼蔵涅槃妙心有り
摩訶迦葉に付嘱す
世尊曰く、吾に正法眼蔵涅槃妙心有り
摩訶迦葉に付嘱す
令和4年3月
瞋恚を発さず
自然に慈悲柔和にして今大善知識と為る。
是れ併せて悲母祈念の力なり。
自然に慈悲柔和にして今大善知識と為る。
是れ併せて悲母祈念の力なり。
令和4年2月
無明は、己を明らめざるなり
坐禅は是れ、己を明らむる也
坐禅は是れ、己を明らむる也
令和4年1月
寒時には火に向かい、
熱処には扇を打す
熱処には扇を打す
令和3年12月
仏祖の言句は
家常の茶飯の如し
家常の茶飯の如し